ハンドレートとパワーポイント⑤

練習場では上手くいく!コースでは上手くいかない。1つはコースでは緊張しますから、スピードも上がりますし、なかなか上手くいかないのは、当然でしょう。当たり前です。しかも、景色などのプレッシャーや、体の向いてる方向なども、ナイスショットの要因になりますから、乗り越えないといけない課題がいくつもあります。このあたりは皆さん、良く分かっていると思います。

それではクラブとマットの問題は?
ご存知ですか?練習場ではマットで打ちます。これが曲者で、とりあえず少しダフってもソールが滑ってボールに当たってくれるんですね。しかも少しフェースが開いていた方が滑りやすいので、インパクトの瞬間に開いて返すをやっても割と飛んでくれます。
実際、初心者だった私も練習場ではちゃんと当たってました。しかしコースでは散々な目にあったのは、芝では、マットほど滑らないって事ですよね。
また、アイアンのバンスが日本メーカーのクラブは特に、削られている事が多く。それはバンスがマットで打った時に跳ねて、打ちにくいアイアンと感じるからです。
当然、打ちにくいと買いませんよね。
このへんは、非常に矛盾していますし、私としては理解不能なのですが、芝の上だとバンスがあった方が滑りやすく、打ちやすく感じますし、ミスもある程度、カバーしてくれます。こんな良いものを、マットで打つからって削ってしまうのは、いかがなものかと思います。
しかも、バンスを削る事で、よりマットで滑りやすくしてるって事ですから!
もうホントに、騙されないぞって感じですよね。
気をつけないと、他にもまだまだありますからね〜(笑)
それにしても、だいぶお題から、脇道にそれてしまいました!次回からは戻りますね!

ハンドレートとパワーポイント④

私がゴルフというものに、ハマっていったキッカケはゴルフショップの店長に、スイングを教えてもらってからです。手を振らずに、体と同調させながら打つ!

手は振らないんだって?体と同調?さっぱりなんの事を言っているのか?わかりません(笑)
しかし、全く違った感じに驚き、そしてのめり込んでいきました。
なつかしい思い出ですよね。あの頃は何もなかったですから、映像も弾道測定器も、なので打っては違う、打っては違う!と言われながら、練習してました。何が違くて、何が正しいのか?私にはわからないので、店長頼りなので、お店に通いましたよ(笑)とにかく。
だって何の事だかさっぱりなんですから。ほんとうに。
ですから、皆さんの気持ちは良く理解できます。
←続く

ハンドレートとパワーポイント②

少し私の初めてをお話ししましょう!私は野球をやってました。止まってるボールを打つなんて、何でもないと。実際、練習場では、どのクラブもなんの問題もなく。

当たらないという事もありませんでした。むしろ真っ直ぐしか飛ばないし、なんて簡単なスポーツなんだと(笑)

しかし、コースに行くとアイアンクラブは、ほとんどがゴロ!この時に何が起きていたのか?今、よく考えると、あのゴロはトップではなく、ほとんどがヒールだったのですね。
つまりボールにクラブヘッドは届いていて、むしろ追い越してシャフトで(ヒールで)打っていた。
あの頃の自分はボールに届かないと思って、一生懸命に打ち込んでいたのを思い出します(笑)
だからずっと、ゴロゴロでした(笑)当然です。もうすでに届いているのに、届かせようと頑張っていたのですから。
ここで問題です。まずはどのスポーツもそうだと思いますが、ボールを真っ直ぐ打つなら、グリップと当たっている面が直角に当てるように(目標に対して)するのが普通です。なので、ゴルフクラブをボールと垂直に当てようと努めるのが、私にとって自然な運動。
しかし、ゴルフは真っ直ぐ打つのに、手元がクラブヘッドより前に来ないといけません。これには大きなギャップがあります。このギャップを埋めずに、当てようと、しかも力を入れたら、何が起こるでしょうか?
力はインパクトの瞬間に入れて、ボールを打つと思っていますので、力いっぱいボールの真上で手を止めるようにしながら、フェースを返す!
当然のゴロ!ですよね(笑)少し上級者になるとシャンクです。
シャフトは逆しなりとトルクが発生しますので、ボールの真上で止まって返すと、フェースが返りながらボールを追い越します。
すると当たらない、もしくは当たってもスライスか、フック。ここはダウンスイングの軌道によって変化しますが、いずれも真っ直ぐは飛びずらい。
つまり最初から、間違っていた!どうやってインパクトしたら良いか、どうやってクラブを使えば良いのか、知らなかったという事になります。
どうですか?皆さんは知っていましたか?
←続く

ハンドレートとパワーポイント

ハンドレートとパワーポイントには重要な関係性があります。

ハンドレートとはボールの手前に手元がある形でインパクトする事で、ゴルフをさらに難しいものにしてしまう原因であると私は考えています。
シャフトのしなりや構造を考えると、芯に当たりづらいんですよね。しかもほとんどのショットを地面の上から打ちますから、ドライバーくらいしか芯に当たらないという事になりやすい。
芯に当たると言っても、距離は出ないし、リピートしずらいので、この形にいい事はほとんどありません。
なのに、かなりの人がこの形でゴルフをしています。
不思議な現象が起こっていますよね。色々原因はあるとは思いますが、問題はゴルフクラブを初めて振った時に、そしてゴルフボールを目の前にした時のゴルフやクラブからくる印象でしょう。
←続く