意外と知らない人が…

体の捻転運動や体重移動、腕の回旋運動など細かく説明してきましたが、意外とあまりケアされていない顔の動き!

これは利き目が関係しています。まずあなたの利き目はどちらですか?右目?左目?
指で輪っかを作りその中に少し離れた距離の物を入れて、両目で見ましょう。そして片目づつつむり、輪っかの中からズレない方が利き目になります。
ちなみに私は右目が利き目ですが、右目が利き目の場合は、テークバックで体の回転が浅くなりがちになります。逆に左目の場合は、フォロースルーで体の回転をスタックしてしまう場合があります。
肩の回転に沿って顔も同じようにターンすると、前傾していますので、右打ちの場合、テークバックで右目はボールから離れていきます。大げさに言えば、右目はアドレス時より高くなっていきます。そうすると、どう見えるかと言うと、目線でスクエアのラインを取っているならば、そのラインは大きく斜めに傾く事になります。この感じを嫌がると、頭を右に傾けながら肩がターンするので、左肩は大きく上がり、右にスエーしながら、起き上がっている形をとってしまう人がかなりいます。
この運動だと体をツイストして、戻してくる運動が最後、首のところで連動しなくなります。
目線からラインを自然にとっていますので、不思議と自然に目のラインをスクエアに保ちたがるのが普通だと思います。
またメガネをかけている人や、ひどくどちらかの視力が弱い人も、そうなる人がいますので、チェックしてみて下さい。