アプローチ⑥

アプローチで意図的にトゥダウンを狙った動きを入れる時に注意点があります。

テークバックでインサイドに引きすぎない事です。
これはショットでもお話してますが、
しかもアプローチの場合は、ある程度アドレス時にフェースを開いて構えたり、意図的にフェースを開きながらテークバックする場合があります。ボールを高く上げたい時などは、そうしますね。ラフなども同じです。その時にインサイドに引きすぎると、シャンクしたり、フェースを返すタイミングが早くなってトップなどのミスが起こります。アプローチはフェースを開いて使った方が、断然易しいくなるはずなのに、開いた事で、上手くいかない人は、テークバックをチェックしてください。

アプローチ⑤

それでは、どこで、どうやってしならせる??

ポイントとしてはスイングと同じなので、ダウンスイング直後に逆しなりしてる感じがするのが望ましいです。
しかしながら、なかなかその感じだけでは打つのは難しいです。それが出来るなら、もうみんな出来てる。ゴルフ雑誌も、ジョーダンスピースも言ってるように、単純な動きで打てるのが一番良いはずなのですが…
振り幅も小さく、遠心力も小さい運動の中で、シャフトのしなりだけで、フェースを開閉出来る人は、非常に少ないと思っています。
ですから、実際には、シャフトをトゥダウンさせるようにしならせる。それがオープンフェースで構える事につながるのですが、トゥダウンさせる事が出来ると、クラブヘッドが垂れるわけですから、バンスが当たるようになります。そして、トゥダウンさせながら、体の回転を止めないように打てると、ボールがフェースの上に乗っかっているような感じがつかめると思います。
しかも、プレーンをねじっている訳ではないのです。シャフトが勝手にねじれてるイメージ。
この辺りは、シャフトのが角度が若干違うだけですが、実際にやってみると。違いは良く分かると思います。

アプローチ④

クラブを使う大前提とは?

簡単な事です。シャフトをしならせて使う事。
これは今まで説明した事と、まったく変わりません。シャフトをしならせて使う事が、アプローチでも必要なのです。
この簡単な事が、とても理解しがたいと感じさせるゴルフクラブは罪ですよね(笑)
あー私もだいぶ苦労しましたよ。壊れたものを治すのは大変です。技術もありますが、メンタルもありますからね。やれている時は、普通にやれていますから、無意識でやれているので、問題ないのですが、やれなくなると、とことんやれなくなります。
しかもスイングスピードが遅いですから、しならせると言っても難しいですよね。しかもダメなわけですから、気がついていない。だって無意識に出来ていたから、無くなっても、何が出来なくなったのか?自覚が無いのです。当たり前です。無意識ですから。
このあたりがショット力のある人に、アプローチが苦手な人が多い理由なのかなっと考えています。

アプローチ③

アプローチとショットの違いは、スイングスピードにあります。そして、微妙な距離感を打ち分ける必要があるという事ですね。ショットも厳密に言えば、ある程度の距離の打ち分けはありますが、番手が決まっていますので、幅とすれば30ヤード持っていれば、かなり上手い方だと思います。

しかしアプローチはどうでしょうか?30ヤードより多くの、そして、もっと細かく打ち分けたいですよね。

昔、アプローチが上手くなるには、どうすれば良いのか?と質問した事があります。スピンコントロールだと教えてくれました。スピンコントロールとは、これまた難しい…難題にぶつかりましたね(笑)
しかし、これには大きなヒントが隠されています。つまりスピンをコントロールするのですから、スピンをかけたり、かけなかったりすると言う事ですよね。
つまり、思った以上にフェースの面を開閉させるという事です。アプローチが苦手な人は、ここで大きな壁にぶつかります。
苦手な上に、フェースを動かせとか言われると、最初は悲惨な結果が待っていますが、ここは乗り越えなければなりません。

アプローチ②

まずバンスですよね。これが上手く使えないとアプローチは、なかなか上手くなりません。

サンドウェッジを硬い地面の上に置くと、リーディングエッジが、わずかに浮くと思います。
これはバンスがあるからですね。このバンスを芝に当てると、芝の上を少し滑って、ボールの下にクラブフェースが潜り込んでいってくれます。
まずこの動きを理解するためには、クラブフェースを動かす練習をしないといけません。
アプローチがダメな人のパターンは、ボールが右側ににある。クラブフェースを動かさないように、イメージしている。また、ダフってはいけないと思っている。
とりあえず、しっかりとクリーンに当てる為には、フェース面を変えずに、手首を固定して、ボールを右足に置く。
なんて、よく雑誌に書いてありますが、あれはダメです。ホントにダメですね。
勘違いのないように、正しく説明すべきと言う意味で、ダメだと言う事です。
ジョーダンスピースが、アプローチを説明している動画などでも、同じ事を言ってます。ですから、間違いではないですが、それだとアマチュアには伝わらない…
伝わらないというか、一番、単純で、もっとも出来ない動きを、出来ている前提での話だと言う事です。
単純な理屈だと、正しく、やさしく感じますけど…大きな落とし穴があります。
そして、私が感じるのは、もっとも過ぎて否定する気もおきない事しか言わないのは、非常にずるいですよね。
だって、その理屈で上手くいかない人がたくさんいるわけですから!
←続く