ここはとても重要な事なので、写真を貼ります!
こちらが逆しなり、
そしてこれが順しなり、
彼が(お客様に手伝ってもらいました)振ってる道具はテンポマスターっていう道具です。だいぶ年期が入ってますよね。グリップキレてるし…それもそのはず、おそらく20年物くらいですから!
今はもう販売してません。事故が起きたと聞いています。シャフトが細すぎて…でもこれまさに、私が言ってるように釣竿にヘッドが付いてる道具ですよね。
これはテンポマスターと言う名前で、切り返しで、どこで振り始めるかを教えてくれると言うものです。シャフトが本当に細いので、トップでかなりしなってくれます。そのしなりが終わってからでないと、動き出してはいけないというものです。
もう少し細かく説明すると、スイングを教える時に、良く同調させるなんて言葉を使ったりしますが、腕が勝手に動かないように、体と腕を同調と言う意味ですが、腕は振り遅れたり、振りすぎたりしますよね。どっちもダメですから、その時にクラブの事も一緒に意識すると、タイミングが合いやすいと言う道具です。
ちなみに、もうずいぶん前に販売されている道具です。今と昔とスイング理論で変わってない部分もあります。それはそうですよね。道具が変わってきてるとはいえ、根本的に形は変わってないですから。
そして、このクラブで軽く打ってみると(本当はダメですけど)シャフトが逆しなり、そしてフェースがしっかりとローテーションしながら、芯にインパクトしないと、ボールの圧力に負けて、フェースが開いてしまうのです。
ですからダウンスイングの時に、シャフトを手で引っ張る人は、まず打てない。これだけ細いと、小さな力でも引っ張れるので、ちゃんと打つのは、まぁ難しいですよ。
←続く