ハンドレートとパワーポイント⑥

ハンドファーストとパワーポイントの関係でしたね。確か…

ゴルフクラブは、ハンドファーストで当てないと、上手く当たらないような構造をしています。

そして、シャフトはバットよりも柔らかく、しなり、ねじれるので、インパクトのタイミングがワンテンポ遅くフェースに当たっているように使わないと、上手くシャフトを使った事になりません。
最後に動いているのは、シャフトであって、自分の腕や、手首ではないのです。
この事に気付いている、あなたはセンスがあります!そして勘が良い(笑)
ゴルフ用語は釣り用語と重なる言葉が多いのも、釣りメーカーがシャフトに参入してくるのも、その特性と使い方が似ているからです。
つまり!シャフトは硬いバットのように使ってはいけない!野球でバットをリリースするとはあんまり使いません。どっちかというと、投げる方で使いますよね。野球は。
なのでシャフトは、釣り竿のように使わないといけません!
釣り竿を振った事ありますか?エサ付けて。
昔、船釣りに行った時に、まわりは釣れているのに、なかなか、私は釣れなかったんですけど。
それもそのはず、船釣りは船が止まったら、いち早く、そして、なるべく遠くにエサを投げる事が出来ると、釣れる確率が高くなると言ってました。
私があまり釣れなかったのは、いきの良いアジを選んで、アジを海に離し、アジの力で潜らせていたからですね。
上手く投げれなかったんですよね〜力の入れるタイミングが難しくって(笑)下手に力を入れるとアジが真下に飛んでいく…
コレってシャフトのしなりだけじゃなくて、自分でシャフトを戻してしまっているからですよね。
つまりゴルフで言うハンドレート!力を入れて腕でクラブヘッドを戻そうとすると、そうなります。
また力の入れ方と、ポイントがわからないと、フェースを閉じて使った時に、打点を合わせる事が出来ません。
釣り竿で遠くに、エサを飛ばそうとしたら、竿が戻ってくる時に、手元を振ってはいけませんね。力は戻ってくる時に使うのでなくて、その前に使うべきですね。しかも体を使ってスピードを上げ、手はなるべく動かさずに、リリースするだけ!
このイメージはゴルフのパワーポイントと重なります!
つまり、クラブ構造だけでもハンドレートに使いやすいのに、力を入れるタイミングでもハンドレートになりやすいのです。

ハンドレートとパワーポイント⑤

練習場では上手くいく!コースでは上手くいかない。1つはコースでは緊張しますから、スピードも上がりますし、なかなか上手くいかないのは、当然でしょう。当たり前です。しかも、景色などのプレッシャーや、体の向いてる方向なども、ナイスショットの要因になりますから、乗り越えないといけない課題がいくつもあります。このあたりは皆さん、良く分かっていると思います。

それではクラブとマットの問題は?
ご存知ですか?練習場ではマットで打ちます。これが曲者で、とりあえず少しダフってもソールが滑ってボールに当たってくれるんですね。しかも少しフェースが開いていた方が滑りやすいので、インパクトの瞬間に開いて返すをやっても割と飛んでくれます。
実際、初心者だった私も練習場ではちゃんと当たってました。しかしコースでは散々な目にあったのは、芝では、マットほど滑らないって事ですよね。
また、アイアンのバンスが日本メーカーのクラブは特に、削られている事が多く。それはバンスがマットで打った時に跳ねて、打ちにくいアイアンと感じるからです。
当然、打ちにくいと買いませんよね。
このへんは、非常に矛盾していますし、私としては理解不能なのですが、芝の上だとバンスがあった方が滑りやすく、打ちやすく感じますし、ミスもある程度、カバーしてくれます。こんな良いものを、マットで打つからって削ってしまうのは、いかがなものかと思います。
しかも、バンスを削る事で、よりマットで滑りやすくしてるって事ですから!
もうホントに、騙されないぞって感じですよね。
気をつけないと、他にもまだまだありますからね〜(笑)
それにしても、だいぶお題から、脇道にそれてしまいました!次回からは戻りますね!

ハンドレートとパワーポイント④

私がゴルフというものに、ハマっていったキッカケはゴルフショップの店長に、スイングを教えてもらってからです。手を振らずに、体と同調させながら打つ!

手は振らないんだって?体と同調?さっぱりなんの事を言っているのか?わかりません(笑)
しかし、全く違った感じに驚き、そしてのめり込んでいきました。
なつかしい思い出ですよね。あの頃は何もなかったですから、映像も弾道測定器も、なので打っては違う、打っては違う!と言われながら、練習してました。何が違くて、何が正しいのか?私にはわからないので、店長頼りなので、お店に通いましたよ(笑)とにかく。
だって何の事だかさっぱりなんですから。ほんとうに。
ですから、皆さんの気持ちは良く理解できます。
←続く

ハンドレートとパワーポイント②

少し私の初めてをお話ししましょう!私は野球をやってました。止まってるボールを打つなんて、何でもないと。実際、練習場では、どのクラブもなんの問題もなく。

当たらないという事もありませんでした。むしろ真っ直ぐしか飛ばないし、なんて簡単なスポーツなんだと(笑)

しかし、コースに行くとアイアンクラブは、ほとんどがゴロ!この時に何が起きていたのか?今、よく考えると、あのゴロはトップではなく、ほとんどがヒールだったのですね。
つまりボールにクラブヘッドは届いていて、むしろ追い越してシャフトで(ヒールで)打っていた。
あの頃の自分はボールに届かないと思って、一生懸命に打ち込んでいたのを思い出します(笑)
だからずっと、ゴロゴロでした(笑)当然です。もうすでに届いているのに、届かせようと頑張っていたのですから。
ここで問題です。まずはどのスポーツもそうだと思いますが、ボールを真っ直ぐ打つなら、グリップと当たっている面が直角に当てるように(目標に対して)するのが普通です。なので、ゴルフクラブをボールと垂直に当てようと努めるのが、私にとって自然な運動。
しかし、ゴルフは真っ直ぐ打つのに、手元がクラブヘッドより前に来ないといけません。これには大きなギャップがあります。このギャップを埋めずに、当てようと、しかも力を入れたら、何が起こるでしょうか?
力はインパクトの瞬間に入れて、ボールを打つと思っていますので、力いっぱいボールの真上で手を止めるようにしながら、フェースを返す!
当然のゴロ!ですよね(笑)少し上級者になるとシャンクです。
シャフトは逆しなりとトルクが発生しますので、ボールの真上で止まって返すと、フェースが返りながらボールを追い越します。
すると当たらない、もしくは当たってもスライスか、フック。ここはダウンスイングの軌道によって変化しますが、いずれも真っ直ぐは飛びずらい。
つまり最初から、間違っていた!どうやってインパクトしたら良いか、どうやってクラブを使えば良いのか、知らなかったという事になります。
どうですか?皆さんは知っていましたか?
←続く