Dプレーン応用2

前の木が邪魔で、ちょっとスライスかけて打とうかな!飛び出す方向にフェース面を向けて、フェースの向きより左側に振っていけば、スライスはかかるはず!なんて思いながら、打ったら見事に真っ直ぐに飛んでいく!

そんな経験ありませんか?

私はよくありました。ラフからボールを曲げようとする時なんて特に!今まで見て事ないような、真っ直ぐなボール(笑)

これはDプレーンで説明がつきますし、曲げようとする時の注意点を良く考えれば、誰でも曲げれるようになります。

今までは、ほとんど人がDプレーンを知らなかったわけですから、

ボールの飛び出す方向は、スイングプレーン方向

だと思っていたはずです。これは間違いで、今は

ボールの飛び出す方向は、フェース面の方向です。

つまり冒頭のスライスを打つ理屈で言うと、正しい打ち方で狙っています。なのにスライスしない??

答えを言う前に、ひと昔前の打ち方をしてる人が、まだいるかも知れませんので、その場合の冒頭ケースは、

スイングプレーンを木の左側へアウトサイドインに、振り抜きながら、フェースを開けば、スライスしていくはず!とやっていたんですね。すると、前の木に当たる可能性が高くなりますね。

それはそのはず、ボールの飛び出す方向はフェース面の向き!

なのですから!そしてスコアは、ダボ、トリと積み重なっていく。ミスとしてもまず、木に当ててしまうミスは一番やってはいけません。そんな事も知らずに、私も含めて、つい最近までやっていたのです。ゴルフって怖いですね〜ホントに怖い(笑)

さて、本題に戻りますと、答えは簡単。入射アングルです。つまりスライスを打ちたい場合。ダウンブローに打ち込みすぎるとボールは、真っ直ぐ飛んでいってしまいます。ですから、ラフなどから曲げようとすると、ついつい打ちこんでしまいがち。そうすると綺麗なストレートボールが出やすくなりますので、ご注意下さい!

スライスかけたい時には、特に打ち込み厳禁です!

Dプレーン応用

タイガーウッズがティーグランドで、アウトサイドインのカット振っている映像を見た事がありますか?よくやってます。もちろん、スイング調整として、イメージを作っている時もあると思いますが、ロングアイアンや3Wの時で風が強くアゲンストの時は、低くボールを打ち出そうとしているんですね。


フェースオープン、ダウンブロー、アウトサイドインである一定の数字が揃うと、ボール真っ直ぐ飛びます。そして球が低くなるんですね!

これこそDプレーン応用の王道ですよね!

Dプレーン

Dプレーンって知ってますか?オンプレーンは知ってますよね。これは簡単。シャフトがプレーンになぞって、フェースもなぞって、真っ直ぐボールがとんでいく!つまり、オンプレーンでないと、真っ直ぐなボールは打てないと考えられていたんですね。それが弾道測定機によって、明らかにオンプレーンでない人がボールを真っ直ぐ飛ばしている⁉︎発見ですよ(笑)新種か?

 
そこでなぜだ?ってなった訳です。
 
ここでの真っ直ぐって言うのは、ボールが打ち出しでも、目標に真っ直ぐ出ていって、どっちにも曲がらずに、目標に飛んでいくボールの事です。それがカット打ち、アウトサイドインでも、アオリ打ち、インサイドアウトでも、打てるんですよ。条件が揃うと。
 
数年前の大発見!タイガーだって知らなかったって言ったんですよ。フェースとプレーンと入射角の関係。
 
これを理解していると、ボールを曲げる事が簡単になりますし、アプローチなんかもわかりやすくなる。いわば方程式みたいなもんですから!
 
ビデオスイングレッスンの弊害は、すべてが見えてしまう事ですね!ゴルフゲームは確率ですから、スイングのクオリティを上げて、確率を上げる事が、ビデオレッスンの目的だと思いますが、途中は教えてないですよね。つまり完全なオンプレーンでなくとも、ボールをコントロールする事は出来る。オンプレーンに近づける事で曲がり幅が狭くなっていく。よってスコアメイクしやすくなる。ラウンドレッスンなどでは、細かいスイングの話というよりは、フェース面、プレーンを合わせてあげる事で、ボールをコントロールしやすくしています。
 
ゴルフゲームが上手くなるには、ボールをコントロールする事が大事ですね!飛距離も大事!そして自分もコントロールしなくてはいけませんし、状況判断も必要です。芝は長かったり、短かったり、傾斜がついたり、ホントにコントロールできるのかって?思うようなゲームですけど(笑)
 
それでも私達は完璧なゴルファーを目指している!!