テークバックまとめ

スイングプレーンを意識しながら、テークバックのクラブの運動を行うと、ハーフウェイまではクラブフェースは開かない。むしろフェースは閉じる方向に動いていても、腕のローテーションや右肘を曲げる運動と相殺されるので、いわゆるスクエアくらいに収まるように見える。この時点でクラブヘッドがスイングプレーンよりも下側もしくは、体側にあるとインサイドに引いてる事になります。

ではヘッドがインサイドに入るとなぜダメなのか?
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スイングプレーン⑥

スイングプレーンがいかに重要か?わかっていただけましたか?

クラブを最大限に使うなら、スイングプレーンは無視してインサイドにあげるべきです。
しかしボールコントロールできる範囲で最大限クラブを使う!が正しい表現方法だと思っていますので、
テークバック時でもスイングプレーンに沿った運動の中で、今までの話を理解して頂きたいです。
トルクと逆しなり!必ず2つの動きが必要です!

スイングプレーン⑤

ここまでの話はクラブアングルを簡素化したいプロがいたと言うお話ですね!すいません。長くなりました(笑)

ここで本題!スイングプレーンです!テークバックでもダウンスイングでも、スイングプレーンになぞって打つ事が、確率を上げる事にもなると考えられています。そのスイングプレーンがいくつもあったら難しいと!だからアイアンの長さを一緒にしようと考えたデシャンボー!
インパクト時のクラブアングルを一定に当てる事が出来ないと、クラブ形状を生かした事にならない!
一般アマチュアである程度、スイングスピードを上げてクラブを振れる人が次に悩むのがここ!
クラブアングル通りにインパクトを迎える事が出来ない!だから安定しない。そして長さが変わるとプレーンが変わる!
そして、ほとんどのアマチュアは、手の位置が高い位置にあります。それはそうですよね。遠心力によってクラブヘッドに引っ張られ、腕とクラブは一直線になろうとしながら、インパクトを迎える!
だから、手元の位置を最初から高く構えたのが、モーノーマン。
クラブアングルの簡素化ですよね。

スイングプレーン④

それでは、モーノーマンは?

彼のスイングを見てもらえば、すぐわかります。腕とクラブに角度がつかないようにアドレスするんです。

つまりスイング後方から見ると、腕とクラブが一直線になるように構えるんです!
当然でありますが、クラブの長さが変われば、腕とクラブの角度も微妙に変わる!それを調整する必要がなければ、不確定要素が減ると!クラブヘッドの方をどれくらいにアップライト?もしくはフラット?に角度を調整したのかは、わかりませんが、発想としはデシャンボーと一緒。ライアングルの簡素化ですよね。
そして、私にはデシャンボーとモーノーマンはスイングの仕方が似ているように見える!

スイングプレーン③

そうです。長さが変わる!ヘッド形狀が変わる!

クラブにはライアングルと言って、クラブごとに角度が違っています。

インパクトにおいて、このライアングルがとても重要なんです。簡単に説明しますと、アングルが一定の角度をキープ出來ないと、フェースがスクエアに戻って來ません。つまり、アップライト過ぎるとフェースは開き、フラット過ぎると、閉じてしまいます。


これにシャフト運動が重なりますから、トルク、トウダウン、逆しなり、そして地面は平らではありません。もはやコントロール不能な要素がいっぱい(笑)

考えれば、考えるほど、なんて大変なゲームに魅せられてしまったなと痛感しますね。

ですから、デシャンボーは、せめてアイアンだけでも同じ長さ、同じライアングルにしたのです。間違いなく不確定要素が減りましたよね。さすが物理学者と自分でも言うだけあるなと!

←またまた続く